2026/06/10 18:46

前回は、自分の手でモノを作る楽しさや、シルクスクリーンが持つ「必要な時に、必要な分だけ作れる」という魅力についてお話しいたしました。

※前回ブログ

https://flowdance.thebase.in/blog/2026/06/09/174622



「シルクスクリーンを始めてみたい!」と思ったとき、最初に気になるのは「どんな道具が必要なんだろう?」という点ではないでしょうか。


なんだか大がかりな機械や、専門的な職人の工具が必要なイメージを持たれるかもしれません。




しかし、実はシルクスクリーンに必要な基本の道具は、驚くほどシンプルでコンパクトです。今回は、自宅や小さなスペースでもすぐに始められる「基本の4つの道具」をご紹介いたします。


1. 「版(はん)」


※デザインを抜いた版を木枠やアルミフレームなどで留めて使用します。



シルクスクリーンの心臓部とも言えるのが、デザインが刻まれた「版」です。


メッシュ状の布をフレームにピンと張ったもので、このメッシュの隙間からインクが通り抜けてデザインがプリントされます。

版に関しては、製版機や紫外線が当たらない環境が必要になってくるので、手軽にはじめたい方は製版業者に版を作ってもらうことをオススメします。


2. スキージー(ヘラ)

版の上にのせたインクを、引き伸ばしながら押し出すための専用のヘラです。



ゴム製の刃がついており、これを適切な角度で手前に引く(刷る)ことで、生地に均一にインクがのります。

この「刷る」瞬間こそが、シルクスクリーンの最も楽しく、ものづくりの醍醐味を味わえる瞬間です。


ちなみに私は、小さめのデザインを刷るはダイソーで買った↓の持ち手付きのヘラを使っています。




3. インク

Tシャツやトートバッグなどの布製品に刷る場合は、主に「水性インク」などを使用します。

お気に入りの色を選ぶ楽しさもありますし、同じ版を使っても、インクの色を変えるだけでまったく異なる雰囲気のアイテムに仕上がるのが魅力です。

ネット販売やジョイフル本田(取扱店が限られている)で買えます。





4. プリントしたいアイテム

あとは、あなたが作リたいものを自由に用意するだけです。

Tシャツ、トートバッグ、エプロン、あるいはちょっとした布小物の端切れなど、平らな布製品であれば、アイデア次第で何にでもプリントが可能です。




他には乾かすためのドライヤーや汚れていいタオル、ウェットティッシュも用意しておくと重宝します。


ここまでお読みいただきありがとうございます。

製版にややハードルがありますが、そこをクリアすればとても手軽にできるのが魅力のシルクスクリーンです。

次回は自分で出来るようになることで得られるメリットについて書きたいと思います。


2026/06/10 SUN 佐々木